蒼穹のファフナーが大好きな人がいろいろ書く場所です。
THE BEYOND PV第2弾の感想等。
こちらの動画を見ての感想や考えたことをつらつらと。PC用サイト基準にレイアウトしているので、スマホだとレイアウトが崩れたり画像が前後したりします。
まずはPVに出た情報をまとめます。
OPERATION 5th AZURE
R-boat Makabe
FAFNER LIST
CRUISING CARRY THRUSTER SYSTEM
CAELUM Mk-Ⅱ-Re: grimreaper Kazuki Makabe
VOLUNTAS Mk- Sein Miwa Hino
ABYSSO Mk-Ⅳ-Re: Abaddon Koyo Kazugai
TEMPS Mk-ⅩⅢ-Re: Chronos Misao Kurusu
ARMIS Trooper-VA
第5次蒼穹作戦
Rボート 真壁
ファフナーリスト
CCTS(巡行運搬推進装置キャリースラスタ)
CAELUM マークツヴァイ改グリムリーパー 真壁一騎
VOLUNTAS マークザイン 日野美羽
ABYSSO マークフィアー改アバドン 春日井甲洋
TEMPS マークドライツェン改クロノス 来主操
ARMIS トルーパーVA
LOGISTICAL SUPPORT
First Unit Mk-Ⅶ-Re: Azrael Maya Tomi
Mk-ⅩⅥ-Re: Amaterasu Sui Kaburagi
Second Unit Mk-Ⅸ-Re: Izanami Rina Nishio
Mk-ⅩⅣ-Re: Susano Reo Mikado
Mk-ⅩⅤ-Re: Tsukuyomi Mimika Mikagami
後方支援
第1部隊 マークジーベン改アズラーイール 遠見真矢
16番機改アマテラス 鏑木彗
第2部隊 マークノイン改イザナミ 西尾里奈
14番機改スサノオ 御門零央
15番機改ツクヨミ 水鏡美三香
5機のCCTS。搭乗者は上記参照。
ARMIS
VOLUNTAS
CAELUM
ABYSSO
TEMPS
今までTHE BEYONDのPVに登場した機体の情報を簡単にまとめてみた。
CCTSの名前はラテン語である。ちなみに、EXO8話でザインが搭乗したのはVOLUNTAS、ニヒトが搭乗したのはANIMUS(心)である。
参考ツイートはこちら
剣司のジークフリードシステム内の映像。見えにくいが、2+3で合計5機の管制をしているらしいことがうかがえる。
第1部隊は7番機と16番機、第2部隊は9番機と……あと2つはハッキリ見えないがおそらく14番機と15番機。
第5次蒼穹作戦における後方支援2部隊を剣司が管制している(ジークフリードシステムでクロッシングしている)ものと思われる。
ところで横顔は昔の面影がありますね近藤さん。
ちなみに、中央のマップの上に書いてある文字はBATTLEFIELD SURVEILLANCE、戦場監視の意。
咲良とその子供の写真の上には、LOCATION 229/36'34" 197/59'11" と書いてあったが、方角がわからないので世界地図でプロットすることはできなさそうだ。
同じく第5次蒼穹作戦中のものと思われる画像。
右には後方支援2部隊の情報が表示されている。中央の島? は剣司のジークフリードシステムの画面にもあったものと同じ。その下方にL-BOAT Alvisとの表示が見て取れる。一番最初に出した第5次蒼穹作戦のオペレーション画面にR-BOAT Makabeと書いてあったように見えるから、こちらは溝口が指揮する方か。
左の方にある赤字のCVNは原子力空母の意。赤文字で所属が表示されていないところからして、味方のものではないと推測できる。
Lボート?
指揮官:溝口恭介
中央列向かって左は陣内貢、右は将陵佐喜。手前の列の3人は顔立ちが日本人っぽくないことから、シュリーナガルからやってきた人たちとも考えられる。
Lボートに乗っているのはシュリーナガルからの脱出行に参加していた・もしくは参加したかった者たち(貢は溝口の部隊だったが留守番、佐喜は「私も行きたいのにー!」と発言している)、という構図のように見える。
なお、Rボートとの違いとして、溝口の後ろにジークフリードシステムのようなものが見える。もしかしたら剣司はこちらにいるのかもしれない。
Rボート? ※PV第1弾の画像
指揮官:真壁史彦
中央列左はイアン・カンプ(制服がメカニックのものである)、右はジェレミー・リー・マーシー。手前は左から陳晶晶、ベラ・デルニョーニ、堂馬舞。
ただし、陳晶晶はEXOにてウオサダさんと結婚していたらしいので姓が変わっている可能性アリ。EXO4話、鏑木美容室の客が「ウオサダさんところも、落ち着いたみたいねー」「シャオさんみたいな美人なお嬢さんもらっちゃって」と噂していた。ただしEXO26話時点ではキャスト欄の名前は変わっていなかった。
ちなみに、舞の位置にオルガがいれば第2次蒼穹作戦の際のRボートと全く同じ配置となる。堂馬舞は殉職したオルガ・カティーナ・ベトレンコの代わりとしてCDCに入ったため、当然の配置といえるだろう。
左はHAEの画像である。
これを見比べても、Rボートが第5次蒼穹作戦で史彦らが乗っているボートである可能性は高い。
以下、PV等で今まで出てきた情報からの妄想です。「……と私は勝手に考えている」の文言が全ての文末につきますが省略しております。なお、とくに指定がなければ、皆城総士とはだいたい2代目のことを指す。
Beyond[名] (the~;時に the B~)
1.来世、あの世
2.はるかかなた
ーージーニアス英和大辞典(大修館書店)より
THE BEYONDには2つの意味がある。1つはあの世、もう1つは遥か彼方。この2つが、今作の皆城総士の居場所のテーマとなるのだろう。
もう1つの「はるか彼方」について。
「ここにいると定められたのなら、僕はその運命に抗う」
そうPV第1弾で言ってた皆城総士だが、総士は「いるべき場所」を定められた人間である。見た事もない場所を故郷だと教えられ、いつかそこに帰るんだーーと言う皆の中でただ一人、帰るべき故郷を知らない者。無知は、純粋は、自由だ。未だ汚れていない、愚かで青い果実。
話を戻す。2代目の皆城総士は、規定された居場所から逃げ出した。強いられた運命であっても選び直していたあの皆城総士は、生まれ変わって運命に抗う権利と意志を得たのだ。涙が出てくる。
その規定された居場所というのがどこかといえばーー「あの彼方」である。美羽にも一騎には「あの彼方にお前のいるべき場所がある」と言われているように。
さて、「あの彼方」とはどこだろうか?
それは地平線だ。空と海のように、全く別の性質を持つもの同士が溶け合う、手の届かないほど遠くにある場所。人類とフェストゥムの橋渡しとなった竜宮島がその一つ、とも言えるだろう。
要するに彼らの故郷、PVに出てきたものではなくーー戦乱で日本が消滅した後、平和という文化を残すために作られた、人工的な島ーー皆城総士のかつての居場所。
まず、「あの世」について。PVに出てきた、弓子や道生たちがいる竜宮島の姿はまさしく偽りの楽園。コアの少女と皆城総士が普通の家族のように接してふれあい、おそらくは生活している。本来あってはならない姿だーーなぜなら彼らはもう存在しないのだから。だからこそ、あれは「あの世」と形容する以外にないのだろう。あるいは、堂馬広登の言っていた「誰もがいつかは行くところ」。
死者の闊歩するあの世、偽りの楽園。それがあの竜宮島の姿だ。
「あなたが小さかった頃、たくさんおはなししたの。覚えてる?」「大きくなったな」「ずっとお前を探していた」と言われていたことから、運命に抗って逃げ出した皆城総士はここでそれなりの期間生活していたものと思われる。
THE BEYONDとは、竜宮島という一つの場所に与えられた"2つの意味"であり、皆城総士が選ぼうとした"あの世"と、皆城総士がいるべき"あの彼方"のことなのだろう。と私は勝手に考えている。
他にもいろいろと感想を。
機体について。
一騎がザインを降りた。これはとんでもない衝撃だったが、一騎が次に乗ったのが漆黒のマークツヴォルフ・改だったので私は全てを受け入れた。黒とは小説版のマークエルフの色であり、マークツヴォルフは一騎が初めての戦闘で壊して以来マークエルフとして流用された機体である。コアもツヴォルフのものを使用していた。つまり実質ツヴォルフに一騎は乗っていたわけだ。だから違和感など全くなく受け入れられた。黒い機体めちゃくちゃかっこよかったし。かっこいいは正義。
右の画像、胸元にMk-IIと書いてあるのだが、この動きが一騎くんみを感じるので間違いなく一騎が乗っているだろうと確信させられる。映像を見てあの動きは一騎ですと断言した皆城総士ではないが。
空色のマークエルフは汚れて紺色になり、その後島を出て世界を見た一騎は真っ白なマークザインに乗って帰ってくる。さらにもう一度真っ黒に溶けたが白い機体を取り戻した。さて、ここにいる理由を見つけ、成長して白くなった一騎が再び黒くなることの意味は何だろうか? そのあたりが楽しみだ。
美羽がザインに乗った。前回のPVでもザインと美羽が連続するカットはあったが、今回で確定となった。存在そのものとなる日野美羽……。そっかでも美羽ちゃんならしょうがないな! 希望だもんな!! EXODUSの真壁一騎が何のために戦っていたかというと、希望のためだ。THE FOLLOWER2を聞くとよく分かるのだが、一騎は戦って自分が犠牲になっても、他人が犠牲になっても、希望のためならば戦う、という選択をした。美羽には自分にはない力がある、とも言っていた。ならば、その日野美羽にマークザインを譲るのは不自然なことではないのだろう。
前回のPVに出てきたマークアイン改・スペクター(亡霊)。今回のPVで日野道生の姿があったことから、安易だが彼が操縦する可能性を夢見てしまった。"あの”竜宮島が、死者が過ごす場所であるならば、あの場所には指揮官もオペレーターもメカニックもパイロットもいる。公蔵、澄美、彩乃、手塚、千沙都、カノン、……。マークアインを作り出すことは可能だろう。人以外のものですら「記憶」から作り出せるのならば、竜宮島の一部を抱きとめてフェンリルを放って消滅したマークアインだって作れるかもしれない。
「いなくなったもの」を代表するのが1番機・マークアインであり、島のファフナーに乗っていた人間として最も先輩であり、世界最大の希望を遺した日野道生である、というのは胸にこみ上げるものがある。
亡霊という名を冠しているが、亡霊といえばコアの少年である。織姫には絶望のコアと呼ばれていたが、総士には「コアの亡霊」と呼ばれていた。そもそもグレゴリ型は「同化された人間の心が幽霊のようにさまよう」ものと言われていた。
亡霊とはどういうものかといえば、「この世に現れた死者のたましい」である(広辞苑より)。この世にはもういないものが亡霊となるのだ。海神島のかつてのコアはいなくなり、ゴルディアス結晶が残す記憶によって亡霊として現れた。それと同じことが竜宮島のゴルディアス結晶でも起きたのだと考えれば自然だ。まさしく亡霊。
謎のロケットについて。
宇宙用のパイロットスーツのようなものを着用している図。今までファフナーでこういうものが出てきたことはなかった。ついに宇宙戦闘か。メットの形状からマ○ェプリを思い出した。そういえば月の裏側にフェストゥムの基地があるみたいな設定があったような気がするし、ホライズンの最後の珪素4人がぐるぐるするところは月じゃないかって説もあったような。
と、いうか。このシーン、自然とCCTSを想像したが全くの別物である。CCTSは、1機のCCTSに1機のファフナーとパイロットが格納されるシステムである。複数のパイロットが一緒にいるあの空間は一体……。そもそも外見や構造からしてあのロケット、CCTSではない。右に並べた4枚の画像、左2枚が今回のロケットで右2枚がEXO8話で使われたCCTSだ。全く違う。
乗っていた4人について。
コアの少年もいたし、あれは敵サイドなのだろうか。あの4人のパイロットは誰。コアの少年に話しかけられていた1人は総士(2代目)か。ピンを止めた女の子は真矢、まとまった前髪の横顔が映った子は彗に見えたけど違う気がしてきた。あと一人は髪型は初代の総士に似ているが傷もないし、どっちかといえば操っぽくもあるがやはり違う……誰なのかさっぱりわからん。びよんどで出てくる新キャラなのだろうが。謎は深まるばかり……。制服は人類軍のものに似ている気がする。
マークニヒトについて。無印・HAEとラスボスを務め、EXOでは皆城総士とともに無に還った虚無の申し子、今回一切姿を見せなかった。総士が竜宮島までの逃避行で使ったものだと勝手に思っている。その内に遺されたメッセージは、いつ、彼の元に届くのか。
以上、長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。